傾いた家でも、
売れる?

「査定額はゼロです」と言われたことがあっても、それは1社の判断です。
傾きや雨漏りがある家にも、売る方法は3つあります。
目次
どのくらいの傾きから問題になる?
見た目で分かる傾きは、価格に影響します。
- ビー玉が転がる、建具が閉まりにくい:住む上で支障が出る程度
- 目視で分かる傾き:買い手が敬遠する
- 雨漏りの跡:構造への影響を疑われる
正確に知るには、インスペクション(建築士による住宅診断)を依頼します。数万円程度で、傾きの程度と原因が分かります。原因が地盤か建物かで、修繕費が大きく変わります。
いくらで売れる?
市場価格の5〜7割が目安です。
市場価格1,500万円の家の場合
買取の目安 750〜1,050万円
ここで差がつく
傾きの修繕費が、買取価格から引かれます。ジャッキアップ・基礎補強は数十万〜数百万円。地盤改良を伴うとさらに大きくなります。
修繕費の見積もりを聞けば、査定額の根拠が分かります。
再建築不可の物件は、傾きがなくても市場価格の30〜60%程度になることが多く、傾きが重なるとさらに下がります(実務でよく使われる目安)。
売る方法は?
3つあります。
どれを選ぶ?
傾きの程度と、土地の条件で決まります。
建物を残す価値がある場合
軽度の傾き・立地が良いなら、現状渡しの仲介を試す。売れなければ買取へ。
建物価値がほぼない場合
重度の傾き・土地の条件が良いなら、更地にして土地として売る。解体費を出せないなら訳あり物件の買取。
接道が基準を満たしていない場合は、更地にしても建て直せないことがあります。その場合はルートが変わるので、再建築不可の実家 を確認してください。
1社に断られても、それで終わりではありません。
まず傾きの程度を知って、それから合うルートを選んでください。
出典
- 国土交通省 既存住宅状況調査(インスペクション)制度
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/kisonjutakuinspection.html